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?可か不可か?

講談社月刊誌Kissに連載中の「カカフカカ」石田拓実©にまつわる由無しごとををつらつらと書き連ねるブログです。

カカフカカ 第2話 ネタバレ 感想

カカフカカ第2話
あらすじ

2年間「たたない」と困っていた本行智也ですが、なぜか亜希には反応することがわかり、「ヘンなことはしないから」と協力を求めます。なんと答えたら良いかわからず、友人に相談するも、「え、何ソレ。」「嫌ならはっきり断ればいいだけ」「別に悩むとこないじゃん」と一刀両断され、帰路につく亜希。

 
中学の頃意味もなく無敵だったはずが、高校、大学と進むにつれ別にすごくない→就活で1年近くいろんな会社にいらないと告げられ→同棲中の彼氏まで亜希のことをいらないと思っている→やっぱり私は価値がないんだな。←今ココ
そんなときに10年ぶりに再会した元カレに「唯一の希望(ただしシモ)」と言われた訳です。

亜希の帰りを玄関で待ち伏せしていたらしい本行は「寺田さんがいやなら別にいいから」といいますが、亜希は「ほんとにヘンなことなしで多少の協力なら」と了承します。

 

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カカフカカ1巻 p65


早速「協力」することになった亜希。その最中に家主で本行の友人、長谷太一が登場。本行の事情を知る長谷から元気な朝を取り戻すために提案されたのは…。

感想
内容はともかく、自信をなくしているときに自分が必要だと言われたら、少なくともいやではない。ありえないお願いに応じることになるここらへんの流れは見事ですよね。
でもやっぱり内容はそういう内容なわけで、「そう」なった本行にどういう態度をとったらいいのか、悩む亜希。
カカフカカのキャッチフレーズは「いろいろやっかいな 大人のももいろラブストーリー」です。世の中のももいろ方面のお話では、こういうことになったらあとはもうひたすらももいろにまみれて突き進むだけですが、このお話はそうはなりません。
人はなぜキスをするのか?「したくなる」とはどういうことか?体が「できる状態になる」のは?亜希と本行の関係を通してそんなことを考えてしまいます。

まあ、そこまで考えてしまうのはおそらくちょっと私がこの作品にはまりすぎているからで、実際はテンポが良く、コミカルなので読み口はとてもさらりとしています。

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カカフカカ1巻 p78

 

この作品の最重要事項である添い寝の提案もこんなノリ。

あと、亜希が自信をなくしていく課程を描いたコマが秀逸だなーって思いました。

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カカフカカ1巻 p57

 

小説でも実写でもできない、漫画ならではの表現で、必要最小限の画だけど読み手が自分の経験で補足して「ああ…あるよね」ってなるように描かれてる。普通はトホホなエピソードを回想かなんかするところ、この数コマで表現しちゃう、しかも読み手を引きずりこんで、っていうの、ほんとにすごい。

 

第2話の扉絵は、困った顔して座っている亜希で、毛糸の帽子にボンボンがついてて、セーターから肩がちらっと見えててすごくかわいいんです。どうやら雑誌掲載時にはカラーだったようなので是非とも色つきで見てみたい!んですが、掲載誌はもう入手できないし、

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Kissの電子版であるEKissも一番古い号が2015年4月号なんで、今のところ見る手段がありません。というわけで講談社さん、過去のKissも電子化していただけませんかねえ。あ、もちろんカカフカカ画集でもいいっすよ!

 

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