?可か不可か?

講談社月刊誌Kissに連載中の「カカフカカ」石田拓実作にまつわる由無しごとををつらつらと書き連ねるブログです。

カカフカカ 第9話 あらすじ 感想

カカフカカ 第9話

あらすじ

これまでほぼ使うことのなかったリビングに住人たちが集まるようになり、変化が感じられるようになってきた共同生活に若干「イラッ」としている家主の長谷。彼のもとに誰かから頻繁に電話がかかってきて、珍しく扱いにてこずっている様子。

 

一方本行とのあれこれを思い出し、過去と現在の本行は自分のことをどう思っているんだろうと考えつつもまんざらではなさそうな亜希。しかし半ばだまされるようなかたちで長谷と長谷の母親と「結婚を前提におつきあいしている」という設定のもとランチをするハメになってしまいます。しかもその母親というのがなかなかに強烈なキャラの持ち主で、長谷の知らなかった一面を見ることになりました。

さらに、本行の元カノの存在や、本行も長谷も「彼女がいたことはあっても、好きな人がいたことがない」ことが判明し…。

 

感想

新キャラ登場。人の話は聞かない、自分の価値観は絶対、まわりの人間は「がんばってる私」を演出するためのコマ扱い…。こういう親を持つ長谷ならば対親対策として知り合って間もない女子に「ちょうどいいから」偽装結婚を持ちかけたりするのも無理ないのかも。いやいや、でもちょっと待てよ、結婚しちゃったらそれこそ義母になるわけで、これ、金銭的に不自由しないっていう見返りだけで受けられるようなレベルじゃなく、とんでもないハイリスク案件じゃないか…?だって、最初っから愛情も何もないって宣言されてるわけで、なんかあっても助けは望めなくない?しかも敵は初対面から子どもつくるなら早い方がいいとかのたまう距離無しっぷり…ヤバいよ、全力で逃げて、亜希!!

 

そして本筋。急転直下とはこのことか。誰からも必要とされない無力感を感じていたところに、唯一の希望として(シモ方面で)しぶしぶながら協力をしたり、手料理を喜んで食べてもらえることで少しずつ自信を取り戻してきた現在、このタイミングで。過去も、現在も、もしかしたら芽生えていたかもしれない淡い未来への期待さえも一瞬でぶちこわすこの一言の破壊力な…。

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カカフカカ2巻 p168

亜希はかなりショックをうけた様子。これまでのあれこれに…「見下された」と感じたあの顔を思い出しちゃってます。

これはつらい。こちらまで胸が痛くなります。

さあ、これから亜希はどうするのでしょう。またもや「自分はしょぼいから仕方ない」の殻にもどって閉じこもるのでしょうか。

 

第9話表紙は初登場、長谷さん。コミックス2巻はここまでが収録されています。

 

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