?可か不可か?

講談社月刊誌Kissに連載中の「カカフカカ」石田拓実作にまつわる由無しごとををつらつらと書き連ねるブログです。

カカフカカ36話 あらすじ 感想

カカフカカ36話あらすじ(ネタバレ注意)

 

kiss2018年7月号掲載(2018年5月25日発売) 

カカフカカ8巻(発売日未定)に収録されると思われます。

 

カカフカカ最新話あらすじ感想はこちら!

 

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 以下は36話のあらすじ感想です。

つきあい始めてまだホヤホヤの"彼氏"と2人で初めての温泉旅行。宿は素敵でご飯もおいしくてしあわせいっぱい…の、ハズが…。なぜ夜更けに一人部屋付き露天風呂につかっているのだろう…。

悩みながらお風呂から上がった亜希に外で軽く飲まない?と持ちかける長谷。ベランダで飲みながら長谷が話したのは小さい頃の家族旅行が苦痛だったこと、家族以外と旅行へ行くのが初めてなこと、今まで誘われても面倒で流していたこと、今回の宿もネットで適当なのを選んだが、割といい感じでホッとしていること。

亜希は旅館のご飯がおいしいと言うが、自分は良くわからない、実は苦手な食べ物が多くて、という長谷。今後のご飯作りのために亜希が苦手なものを聞くと、あれもこれもそれも苦手だと。逆に好きなものを聞いても思いあたるものがないと。何かひとつぐらい、と食い下がる亜希にちょっと前に寺田さんが作ってくれた豆ごはんは嫌じゃなかった、あとピーマンと梅干しの…と思い出す長谷。なんということのないメニューに、その辺でいけるならきっともっと色々ありますって!さがしていきましょ!皮むくの手伝ってくれるなら豆ごはんもいくらでも作りますし!という亜希にじゃ次手伝わせて、ぜひ、と微笑む長谷。良い雰囲気のままキスをして…。

感想

長谷さん…。長谷さんの渇きっぷりに全私が泣いた。

多分長谷さんは一対一で本気で人と向き合うのが初めてなんじゃないだろうか。相手がこうしてきた場合にはこうする、または世間的にはこの行動が正解、というケーススタディは積んできても、長谷太一としての反応を打ち返すということは全くしてこなかった…母が許してくれなかったから。そのうちに反応そのものも感じないようになってしまったのかな。

うう、悲しすぎる。

亜希はひたすらに行為の有無を気にして、とにかく自分の気持ちをなんとかしたいみたいだけど、多分そういう段階じゃなくないか?

長谷さんが誰かに気持ちを注ぐっていうことができる状態だとはとても思えない。少なくともまだ今は。

スキンシップができてるのが不思議なくらい。ましてや気持ちの伴った行為なんて。

おそらく長谷さんはこんなに長時間2人で過ごしたこと自体がスゴイってレベルで、普通に何かがおいしいとか、あそこに行ってみたいだとか、そういうことを感じるようになるまでにはまだ時間が必要だと思う。亜希がそれを理解して、受け入れて待てるのであれば一歩前進だけど、はたして。それでもごはんの話みたいなことを何百回も積み重ねていくしかない。そして途中一回でも対応を誤り、母がチラつくような言動をすれば即座に"無理"になる。

私には亜希がそれを成し遂げられるようには思えない。少なくとも今はまだ。するとかしないとか、そういう次元の話ではないんだ。

 

35話を読んでからずっと、長谷さんのことばかり考えていた。36話を読んでもっともっともっと考えるに違いない。

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Ekiss 2018年7月号 p181

長谷さんの幸せを願う…カカフカカ37話、6月25日発売のkiss7月号掲載のあらすじ感想はこちら。

 

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