?可か不可か?

講談社月刊誌Kissに連載中の「カカフカカ」石田拓実作にまつわる由無しごとををつらつらと書き連ねるブログです。

カカフカカ 38話 あらすじ 感想

kiss2018年9月号掲載(2018年7月25日発売) 

カカフカカ8巻(発売日未定)に収録されると思われます。

最新39話のあらすじ感想はこちら! 

 

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長谷と買い物をする亜希。約束通り豆ごはんを作るための買い出し。豆とは、というところからいろいろ残念な長谷に教えながらスーパーを歩くふたり。帰宅した玄関先で外出する本行に鉢合わせ。

寺田さんと豆ごはん作るからよかったらトモも食えよ、と声をかけるも、いらない、と不機嫌さを隠しもしない本行。

 

「長谷、…もうすぐできるから、小説」

 

と言って出かけて行きます。

長谷と豆ごはんを作りながら本行のことで頭がいっぱいの亜希。小説書けるんだ、じゃあ朝元気が復活したのか?ナシでも書けるのか?さっきの不機嫌さは?

 

ーー改めて実物の生身の本行が目の前にいるというのは思った以上につよい

 

小説ができたら部屋に籠らなくなって、ちょくちょく顔を合わせるようになる?それはキツい、うん、だからやっぱり。

豆ごはんを食べ終わり、長谷に「しないんですか?」と切り出した亜希は…?

 

感想

引き続き長谷さん癒しルート。長谷さんの意外な残念加減が新鮮。スーパーなんて行かないし、教えてくれる人もいないもんね…と不憫に思ってしまったけれど、でもこの残念さを隠しもしない長谷さんはなんか良い傾向では?とも。取り繕おうと思えば簡単にできるはずだし、これまではそうやってきたんだろうけどそれをしない、ということが。

一緒に買い物をし、たわいない話をしながら料理を手伝い、向かいあって食事をする…長谷さんが見込んだ通り、着々と家族的なことを積み重ねているふたり。これを繰り返し繰り返しした先に、もしかしたら恋愛があるのかもしれないし、明確にないまま夫婦という家族になって行くのかも、と考えてしまった。亜希さんもうすうすそれは感じていて、だからこそ焦っている。

しないの?早くしたい、と伝えるも、長谷の答えは「焦りたくない。」さらに、寺田さんはほんとに俺としたいと思ってる?俺としなきゃっていう義務じゃなくて?と逆に聞かれ、身体に依存しようとしていたことを見透かされたようで恥じ入ってました。

ここで、そんなことしなくても寺田さんが大事だし、好きだよ、と真っ直ぐに伝える長谷さんつよい。抱けば安心するのはわかっていても敢えてしない、んだよね。で、ちゃんと言葉で伝える。すごい、長谷さん百点満点だと思う。

あの環境で育って、やっぱり歪んでいるし、本人も自覚してるのに、どうしてこんなにちゃんと亜希に向き合えるんだろう。もう、なんていうか長谷さんに落度が何もない。やれることは全てやっていて、なおかつ自分のリハビリも淡々と進めているのほんとすごい。

 

でも。その完璧な長谷さんの手の内からもぎ取って行くんだろうなあ…本行。

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Ekiss 2018年9月号 p335

 

ほらね。こういう表情ひとつで簡単に崩されるんだ。

 

 

 

ここに来てカカフカカ、というタイトル及びテーマがくっきり鮮明になってきていて、すごいなあ…と思います。やってること見たらスーパー尻ふわビッチ以外の何者でもない亜希さんの視点に自分が確かに立たされているのがね…。ほんと、唯一無二の漫画だと思います。

 

シェアハウスの行く先は?本行のターンいつ始まりますかね?気になるカカフカカ39話は2018年8月25日発売のKiss10月号に掲載!