カカフカカ 第13話
あらすじ
検査薬を購入するものの、やっぱり検査はできず、ひきだしにそっとしまったものの、レシートから長谷にあっさり知られてしまいます。
しかももしほんとにできていたら「俺の子として産めばいーよ 俺と結婚してさ」ととんでもないことを言い出します。
亜希はちょうどよければ誰でもいいはずなのに、こんな状況の自分になぜそこまで言うのかと尋ねます。長谷は例えば亜希は”してあげる”という言葉を使わない、いちいちあいさつする、など”ちょうどいい”もそれなりにめんどくさい基準があると説明します。
昔から変わっていない自分のぶぶんを良いと言ってもらえたことで、亜希は素直に嬉しいと感じたのでした。
感想
これまで亜希を対母親対策のコマとしてちょうどいいとしか思っていないように見受けられた長谷ですが、意外と亜希の細かいところもちゃんと見ていてそれなりに気に入っているのかな?と感じる事ができました。
自分に自信が持てない亜希なので、納得のいく答えをもらえて嬉しい気持ち、よくわかります。しかも自分が全く意識していない部分を評価してもらえるのって嬉しさが割り増すような気がしますよね。
カカフカカ3巻 p134
このコマ、すごく好きです。
それにしても、
第10話の感想で、亜希には無条件で頭をナデナデしてくれる人が必要だと思うって書きましたが、長谷さんがしちゃってますね…。
…あれ?
「1回いいって言ったけど やっぱ嫌になって それで寺田さん怒ってんのかなって…」亜希に避けられていると感じて本行さんちょっとへこんでいるように見えます。亜希の答えを聞いて安心して?「あと1回あるよね …添い寝」と確認。「あるね」と返ってきたことにもちょっとほっとしている?まあ全部、そうだったらいいな、そうみえなくもないな、ってレベルですけどね。
治ったじゃん、と思わなくもないですが、もう1回するみたいです、添い寝。
第13話 表紙は正反対の方向を向く亜希と本行の横顔。第1話以来のツーショット?ですがなんとなくすれ違いの象徴のような、不安を感じさせる表紙です。